レメディーは何に作用しているのか? 〜物質を手放すことで届く場所
「レメディーって、実際のところ何に作用しているの?」
「物質が入っていないのに、どうして体に作用するの?」
ホメオパシーをやっていると、こんな疑問を持つ方も多いと思います。
その答えのヒントは、レメディーがどうやって作られているか?
を知ると見えてきます。
ホメオパシーでは、元の物質を「ポーテンタイズ(活性化)」することで
レメディーになります。
レメディーは「元の物質がなくなるくらいまで薄めている(希釈)」
ということはよく知られていると思いますが、
実際はただ薄めるだけではなくて、最初の段階ですりつぶす「磨砕(まさい)」をして、
薄める段階ごとに強く叩く「振盪(しんとう)」という作業をしています。
磨砕というのは、もとの物質を乳鉢に入れて、乳糖と一緒にゴリゴリ擦るんですね。
ゴマを擦るみたいな感じです(笑)。

そして、それを水とアルコールを入れた溶液に入れて
段階的に薄めながら、トントンと瓶を叩きつけます(振盪)。

これを行うことによって、ハーネマンは
「物質が精神のような本質そのものになる」
と言っていて、
そのダイナミックな働きのことを
「目に見えないエネルギーであり、物質から限りなく高く解放され、自由になったもの」
と表現しています。
これを読んだ時に、私はふと
「これって、私たちが死んだ後
肉体を脱いで『魂だけに戻った状態』とまったく同じじゃない?」
と思ったんですね。
だから、レメディーはその元の物質の魂そのもの。
人が「死ぬ」というのは、肉体という重い鎧を脱いで、
本来の自由で何の苦難もない、満ち足りた魂の状態に戻っていくこと
だと私は考えています。
魂こそが私たちの本質。
本来はピカピカで自由な魂で生まれてきたのに、
生きている間にいろんな出来事や環境、思い込みなどで
魂にはちょっとずつ歪んだエネルギーがくっついてしまいます。
そのくっついた歪みが表面化してきた結果が「病気」なのだと思います。
その歪みに対して直接働きかけて、
「ここに歪んだものがくっついてるよ」とお知らせしてくれるのがレメディーなんですよね。
だから、病気が治っていく過程の中で
「どういう歪みがくっついてたのか」
に気づくことが、とても大事なんだと思います。

まぁ、死んでしまえば
その歪みも全部とれて魂にもどっちゃうんですけどね(笑)。
人は病気に限らず、そういう「歪みがくっつく」という体験そのものを味わいたくて、
わざわざこの世に生まれてきているそうです。
そう捉えてみると、病気の見え方もちょっと違ってくるかもしれません。










