ホメオパシーとは

2022年12月1日

はじめに

ホメオパシー

初めてこの言葉を聞かれる方も多いと思います。

日本語だと同種療法と訳されます。

Wikipediaのホメオパシーの項目をみると
「ニセ医学」「実効性のない民間療法」「擬似医学」
という文字が並ぶ一方で

ドイツ、バーゼルにある医薬品歴史館に展示されている
ホメオパシーのレメディーの写真がのっていたり、

インドのホメオパシーを扱う薬剤店の写真が載っていたり、、

出典:Wikipedia

あれ?外国ではフツーによくあるものなの?
って感じの写真が載っています。

どちらが本当なんでしょう?

多分どちらも本当なんでしょうね。

ホメオパシーを信じたくない人、
使いたくない人にとっては前者が本当で、

使ってみてよかった人、
使いたい人にとっては後者が本当なのだと思います。

ちなみに以前の私は前者でした。

大学で化学を学び製薬会社にいた当時の私からしたら、
「そんな薄めたもので効くわけないじゃん!」
と思っていましたから。

でも子供達の病気を通してホメオパシーと出会い、
その効果に驚いた私は後者に転身しました。

このページでは後者である私が、
後者希望であろうあなたにホメオパシーの説明をします。

Homoeopathy(ホメオパシー)とは?

ホメオパシーは約200年前にドイツの医師、
サミュエル・ハーネマンが確立させた療法です。

サミュエル・ハーネマン[1755-1843]

ホメオパシーは前述のように『同種療法』と訳され、
「症状を起こすものは、その症状を取り去るものになる」

という「同種の法則」で成り立っています。

ハーネマンはさらに、

症状を起こすものを
「原物質がなくなるまで薄めて使う事により
体に悪影響を与えることなく
症状だけを取っていくものとなる」

という「超微量の法則」とあわせて、


安全で体に優しいホメオパシー療法
を完成させました。

ホメオパシーではその問題を抑えるのではなく、
スムーズに問題が出し切れるように後押しします。

出し切ってはじめて心身ともに健康になると考えます。

問題が起きるのは
「あなたの今の生活や考え方はどこか間違っているよ。
修正する必要があるよ」
というお知らせです。

参考図書:
「医術のオルガノン 第6版」サミュエル・ハーネマン著
「ホメオパシーってなあに?」ホメオパシー出版

世界中でホメオパシーは親しまれています

ホメオパシーは
ヨーロッパ、中南米、北米、アジアなど全世界で
推定十億人が親しんでいるポピュラーな療法です。

イギリス、フランス、メキシコ、インドなど多くの国では
医学として認められ、健康保険が適用されています。

ホメオパシーユーザーは、

故英国女王エリザベス二世
チャールズ皇太子
ヨハネ・パウロ二世
エイブラム・リンカーン
ビル・クリントン
ジョン・D・ロックフェラー
マハトマ・ガンジー
ルドルフ・シュタイナー

デイヴィッド・ベッカム
マルチナ・ナブラチロワ
ウサイン・ボルト
ポール・マッカートニー
マドンナ

など
世界の多くの一流有名人がホメオパシーを愛用しています。

日本人では

サンプラザ中野さん
田村翔子さん
ともさかりえさん
UAさん
吉本ばななさん

などが愛用されているそうです。

参考図書:
「世界の一流有名人がホメオパシーを選ぶ理由」デイナ・アルマン著

誰でも使えるホメオパシー

ホメオパシーでは原物質を物質がなくなるまで薄めた
レメディーと呼ばれる
砂糖玉あるいはアルコール水溶液を用います。

ホメオパシーではレメディーを使いますが、
レメディーが治してくれるわけではありません。

レメディーはその人の持つ
自己治癒力のスイッチを押すだけです。

例えば、風邪をひいた場合、健康な人であれば、
パッと熱が上がってパッと熱が下がってハイ終わり!
ってなりますよね?

子どもの頃、土曜の夜に熱が出て
日曜日丸一日高熱出してお布団で寝ていて、

月曜になったらすっかり治ってて、
『あ〜お休みがなくなったのに学校に行かなきゃいけないの〜』
と泣いたことありませんか?


こういう時、レメディーは要りません。

自分の力だけですんなり治ってますから。

でも大人になると、
「あ、風邪になったっぽいな〜」
と思ってもなかなか熱が上がらなくて、37度台が続いて
「いっそ熱が上がるなり、下がってスッキリ治るなりどっちかにして!」
と思ったり、
熱が上がったはいいけど、
いつまでも長引いて辛かったり、
風邪は治ったけど、
咳だけ続いてて
1ヶ月も経ってしまった。。。

そんなことありませんか?
そんな時にレメディーを使うことができます♪

これは自己治癒力がすぐに病気のエネルギーを
やっつけることができるほど強くなくて悪戦苦闘してる状態です。

こんな時に、自己治癒力のやる気スイッチ
ピッと入れてあげるのがレメディーなんです。

そうすると、自己治癒力がやる気を出して
その病気をやっつけてしまうんですね。

レメディーは薬のように成分が入っているわけではないので
副作用はありません。

だから赤ちゃんから妊婦さん、お子様、
仕事や家事で忙しいお父さんお母さん、
おじいちゃん、おばあちゃん、ペット、
植物まで幅広くお使いいただけます。

WHOの定義では副作用とは
「有害かつ意図されない反応で、疾病の予防、
診断、治療または身体的機能の修正のために
人に通常用いられる量で発現する作用」

となっています。

前述のようにホメオパシーには副作用はありませんが、
使い方を誤るとこれまで抑圧してきた問題がある場合、
一気にその問題が吹き出すことがあります。

これまで自己治癒力が弱くて出すことができず、
体が我慢して溜め込んでいた老廃物
を一気に出してしまうからなんですね。

本当は捨てたいんだけど、
捨てる元気がないからと
部屋の中にゴミを溜め込んでいる状態で、
自己治癒力のやる気スイッチが入ると、

わ〜っと一気に断捨離して部屋のゴミを外に出す感じですね。

これを一般的には好転反応と呼ぶことがあります。

東洋医学などでもよく聞く言葉ですね。

このくらいなら我慢できる!
という方はいいのですが、
忙しい現代社会では
好転反応はあまり歓迎されないものです。

私が師事するオランダ人ホメオパスのエワルド・ストットラー先生は
「長引く好転反応はエネルギーの無駄遣いである」と
おっしゃいます。

そのためできるだけ好転反応のでないレメディー選択を推奨しています。

長年たくさんの薬をとっていた方などは
どうしてもある程度の好転反応は避けられないところがありますが、
私はできるだけ穏やかな改善をめざしてレメディー選択をしています。

またセルフケアにおいてもレメディーの選択次第では
好転反応が強くでることもあります。

私のセルフケア講座では好転反応を極力ださない、
穏やかな改善を望めるようなレメディー選択の仕方をお伝えしていますので、
ご興味ある方はご受講ください。

レメディーは使い方次第で強い好転反応を出すことなく、
健康を取り戻すことができます。

使い方を守れば急性の問題がおきた時、
病院に行く前のファーストチョイスとして
こんなに便利なものはないと思いますよ。

初心者さんのための講座もありますので、
学びたい方は動画講座をご覧ください。

ホメオパシーには解決法があります

ホメオパシーはセルフケアとしては病院に行くほどでもない
ちょっとした怪我、やけど、虫刺され、季節の不調、
お子様によくある問題などに対応しています。

また、ずっと続いているのお悩み、繰り返すお悩み
ご両親や祖父母の誰かと同じ健康上のお悩み
病院に行っても病名がつかないようなお悩み
女性特有のお悩み、お子様の発達に関するお悩みなど
さまざまな状態に対応することができます。

もっと知りたい!
こんな状態に使えるのかしら?
などご質問のある方は、
お気軽にお問い合わせくださいね