りんごは誰にとっても百薬の長なのか?

2022年9月25日

今年もリンゴが美味しい季節になってきましたね。

 

私も毎年頼んでいる美味しいリンゴを注文しました

 

なのになぜこのタイトル??

 

以前、あるクライアントさんのお子様で
とても落ち着きがないということで
ご相談いただいたことがありました。

 

レメディーの提案もしつつ、
その子の好きな食べ物を聞いた時に、
とても気になるものがありました。

 

それは、その子が「とてもりんごジュースを飲みたがる」

とお母さんが言ったことでした。
 

そこで、りんごジュースをやめてもらったところ、
とても気持ちが落ち着くようになったということでした。

 

「りんごが赤くなると医者が青くなる」

 

という諺があるように、
りんごはとても栄養価が高いと言われています。

 

しかし、自閉症や統合失調症の場合は
控えた方がよいことがあります。

 

それは、りんごはアラビノースをたくさん含むことにより、
精神症状を悪くすることがあるためです。

 

理由は酵素活性を抑制するためなのですが、
メカニズムとしては以下の2つが考えられています。

 

1. ビタミンB6、ビオチン、リポ酸の働きを抑制する

2. リジン、アルギニンと複合体を作りペントシジンとなり、ペントシジンはさまざまなタンパク質と架橋構造を作る

 

アラビノースはカンジダ菌からも生産されるため、
カンジダ菌を持っていても同じことがおきます。

 

もちろん、これは誰に対してもと言う訳ではないので
過剰に注意する必要はありません。

 

でももし、精神に問題がある場合には
リンゴやリンゴジュースをとって変化がないか?
観察してみる必要があるかもしれません。

 

そして、ホメオパシーではそもそも
そういう「リンゴに対する感受性を低くする」ということを
目指してレメディーをとってもらいます。

 

そう思って調べたらリンゴで悪化するレメディーで、
細菌に関係しそうなものいくつかありました。

 

でも特にそういう感受性のない人は
気にする必要はもちろんありません。

 
私もこれからの季節のリンゴを美味しくいただきます♪