感染症対策、マスク手洗いより有効なものは？

2020年8月5日

杏林予防医学研究所アカデミーの
アドバンスセミナーに参加しました。

いつも早口の山田豊文先生ですが、
今回は時間が短いにもかかわらず、

内容がいつもにまして盛り沢山だったため、
速聴レベルの早さでした。　笑

ほんの一部ですが内容をシェアしますね。

もちろん、体を整えるというのは大前提として、
さらに簡単にできて効果抜群の方法です。

それは上咽頭を洗い流す
「マグネシウム鼻うがい」です。

上咽頭とは鼻の奥にあたる部分で、
鼻から吸い込んだ空気中の細菌、
ウイルス、有害物などの
汚染を受けやすい部分です。

そのため、「鼻うがい」すること
で付着した異物を洗い流すことができ、
さらには塩化マグネシウムを入れることで
炎症の鎮静化も期待できるのです。

（マグネシウムは経皮吸収できるミネラルです）

現代に蔓延する病気はほとんどが炎症と
関わっているといっても過言でないのですが、

その炎症を抑えるためには
慢性上咽頭炎を治療することが有効だ
と言われています。

栄養学を勉強している人にはお馴染みですね。

慢性上咽頭炎に対する治療法として
Bスポット（EAT）療法というものがあります。

これは耳鼻科で行っている
塩化亜鉛を上咽頭にこすりつける療法です。

とても効果があるのですが、かなり痛くて、
治るまで何度かやる必要があるのですが、
続けるのが難しいのが現状です。

（特にお子さんにはキビシイ、、、）

でも、塩化マグネシウムを入れた水で
鼻うがい（装置は写真参照）することで
Bスポット療法と同じような効果が得られるそうです。

杏林アカデミーで以前行われた
医師、歯科医師による臨床検討会でも
この塩化マグネシウムによる鼻うがいに関して
はたくさんの有効性に関する報告がされています。

というわけで、
鼻うがいをすることで感染症予防だけでなく、
慢性炎症にも対応することができるのです。

やり方は簡単、
鼻うがいの装置に水と塩化マグネシウム
（ニューサイエンスの超高濃度マグネシウムなら10滴）
を入れて、片方の鼻から注入して、
反対の鼻の穴から水を出します。

次に口からも出します。

そして、別の水にマグネシウムを入れて
うがいをしたら完璧です。

その場で試させてもらったのですが、
最初はちょっとしみます。。

それから頭が熱くなる感じがしました。

これで、慢性副鼻腔炎、アレルギー、リウマチ、
精神疾患など様々に対応できるなら
簡単だしやってみる価値あり、と思います。

こちら、セミナーのランチ♪

生野菜と玄米おにぎりとお味噌汁。
しっかり噛んで食べるのが大事！

緑茶のエピガロカテキンは感染症予防に有効とのデータがでています。