中学生の頃からお腹のゴロゴロで悩んでました。。。

あなたのお腹は元気ですか?

最近はなにかとお腹の問題で悩む人が増えていますね。

”腸をよくすれば〜”とか”腸活”という言葉もよく目にします。

昔はお腹の調子が悪いなら発酵食品をとるといいよ、
と言われたと思うのですが、

今は余計に調子が悪くなる人も多く、
リーキーガット
小腸内細菌増殖症(SIBO)
過敏性腸症候群(IBS)

などこの症状の人たちは発酵食品や炭水化物などで
調子が悪くなることが多いのです。

江田先生の本に「IBSと考えられてきた患者さんの85%がSIBOだった」
とあるようにSIBOの症状はIBSの症状とかなり似ているそうです。

では、SIBOとはどのような状態でしょうか?

それは、もともとは大腸にいるはずのバクテリア(細菌)が、
何らかの理由で小腸まで上がってきてしまって、異常増殖している状態です。

バクテリアによって大量のガスが小腸で発生してしまうので、
ちょっと食べただけですぐにお腹がパンパンに張って、
いわゆるガス腹になって苦しくてたまらない、という状態になってしまうのです。

酷いと痛くて横になるしかなくなったり、下痢や便秘、
オナラやお腹のゴロゴロ音に悩まされることもとても多いのです。

頭がぼーっとしたり、疲れやすくなったり、
低血糖になったりする人もいます。

増殖するのがバクテリアでなく、真菌(特にカンジダ)の場合は
小腸内真菌症(SIFO)と呼び分ける場合もありますが
併発してることが多いので厳密に分けるのは難しいようです。

原因として考えられているのは、

  • 小腸の動きが悪いため、食べ物が大腸に流れていくのに時間がかかり、
    小腸に長くとどまってしまうため。
  • ストレスから胃酸過多になって、胃薬を飲むことで、胃酸を減らし、
    それで結果的に腸のpHがアルカリ性よりになってしまうため。
  • 抗生物質の乱用。
  • 甘いものや炭水化物の食べすぎ。
  • 重金属など有害金属が体に蓄積している。
  • カビ毒に晒されている。(エアコン、コーヒー豆、ナッツ類)
  • ステロイドやピルなどのホルモン薬。

などいろいろ考えられます。

穏やかに改善していくためにはある程度の期間、
低FODMAP食(吸収が悪い発酵性の糖質を避ける食事法)
をしたり、ハーブ類などで菌を減らしていくことが必要です。

このとき、病院だと抗生物質などを使います。

低FODMAP食では納豆、ヨーグルト、芋類、小麦はもちろん、
豆類や玉ねぎなどもNGなので長期だと結構きついです。

***

ホメオパシーのコンサルにいらっしゃったある方のケースを
ご本人の了解をいただいたのでシェアします。

40代女性 Aさん

Aさんは中学生頃からお腹のゴロゴロやガスに悩まされ、
音が聞こえるのが恥ずかしくて授業にも集中できず、
就職しても接客するのに常に緊張していて集中できなかったそうです。

また、常に頭がぼーっとしていて集中力が続かず
「私はバカでなにもできない子だと思っていた」そうです。

そんな彼女がホメオパシーを始めて約半年後に記入いただいたアンケート
↓↓↓

【今まで出ていた症状について】(前回のコンサル以降の状況はどれですか)
1. 便がほぼ毎日出ている ○改善
2. 卵、小麦食べてもハリもなく消化できている ○改善
3. 痔がよくなった ○改善
4. おなかが空くようになった ○改善
5. 集中力が出て前向きな思考になってきた。
覚えることがめんどうくさくなくなってきた。 ○大きく改善

この時のコンサルではお腹の張りは
もうなくなったとおっしゃっていました。

そして、それまでは料理をする時には失敗するのが嫌なので、
必ずレシピ通りに作っていたのが、
今は自分で考えて、”何となく”でもできるようになった、
と嬉しそうにおっしゃってました。

これ、すごいことですね!
自分の頭で考えてアレンジできるようになった、
ということなのです。

今は勉強することが楽しくて、
ついついがんばりすぎてしまうのが悩みだ、
とおっしゃってましたよ(笑)

とても前向きになって表情も明るくなっていました♪