ホメオパシー的にハイリスクな人とは?
Covid-19の流行は少し収束の様相が見えてきましたね。
しかしハイリスクな人はまだまだ気をつけた方がいいと言われています。
さて、ホメオパシー的にみたときに、
ハイリスクな人とはどのような人でしょうか?
それは、あるマヤズムが強い人ということになります。
マヤズムとは先祖から受け継いだ病気になりやすい傾向
今の言い方だと遺伝ですね。
ホメオパシー的には梅毒マヤズムが強い人はハイリスクだと考えます。
「私、梅毒にかかったことなんてないよ〜」
という方であっても、
御先祖様の誰かが梅毒かかっていたら
そのマヤズムが強い可能性があるのです。
ホメオパシーの創始者ハーネマンが
200年以上前に書いた著書に
記されているマヤズムは3つあります。
◆疥癬マヤズム(Psora)
◆淋病マヤズム(Sycosis)
◆梅毒マヤズム(Syphilis)
ほとんど誰もがこの3つのマヤズムを
持っているのですが、
これらがアクティブ(活動的)になって
いなければいいのです。
そしてこの3つの中で特に問題になるのが、
梅毒マヤズムです。
梅毒マヤズムは
進行が早く破壊的
という特徴があります。
そして、
事の深刻さに本人が気がつかない
という特徴もあります。
なので、見つかった時は手遅れ。。。
ということになりやすいのです。
ではどういう人が
梅毒マヤズムが強いのでしょうか?
梅毒マヤズムが強い人の特徴
これまでに自分自身や家族など身近な人に
以下のようなことがあった場合は、
梅毒マヤズムが強いかも知れません。
- 梅毒に罹患した
- 壊疽など進行の早い病気
- 自殺やひどい事故
- 簡単な手術などでも重症の合併症をおこす
- よくある急性病が重症化する
- 若くして亡くなった人がいる
- 流産を繰り返す
- アルコール中毒
- 脳卒中、若年性の心疾患や大動脈の病気 など
こういう傾向がみられる場合は要注意になります。
梅毒マヤズムが強い場合の対処法
対応するレメディーSyphilinumをとって、
この傾向を中和します。
とり方は、LMというアルコールタイプのレメディーを
ポテンシーをかえながら長期にとる必要があるので、
理想的にはホメオパスに相談するのが一番いいと思います。
でも、まずはセルフケアでやってみたい方は、
200Cの粒を1回とってみて下さい。
目安としてCovid-19など感染症の流行中は1ヶ月後に
もう一度繰り返すぐらいでいいと言われていますが、
本当はその人の状態によって頻度などを変える必要があります。
とてもとてもあてはまる!という人は、
ぜひお近くのホメオパスに相談してみて下さい。
エピジェネティクスをコントロールできるホメオパシー
今世紀初め、ゲノム解析が流行って、
『遺伝子が全部解読されたら
すべての病気は予防できるようになる』
という幻想がいだかれ、そして打ち砕かれました。
今では、
『DNAからの発現は後天的な要素によってコントロールされる
(エピジェネティクス)』
という考えが主流になってきています。
同じDNAであっても細胞環境が変われば表現が変わります。
このエピジェネティクスをコントロールできるのが、
ホメオパシーのマヤズムのレメディー なのです。
今の最先端の科学が追いかけていることを
200年以上前にあっさりやってのけたハーネマンは
本当に天才だったと思います。