「予期不安」がある場合は。。。レメディー編

ホメオパシーで予期不安、心配に対処したい時はどうすればいいか?

今回はレメディーを紹介します。

不安心配から動悸が起こるとか、パニックになるのなら、
まずはAconite を考えてみて下さい。

Aconite (アコナイト / Acon.)

– 多大な不安
– 恐怖と落ち着きのなさ
– 群衆恐怖
– 道を横切ることへの恐怖
– 将来への恐怖
– 接触への恐怖
– 誰かが通りかかることへの恐怖
– 我慢ができない
– 非常な恐怖に襲われる
– 心配、興奮、神経質、熱っぽい
悪化要因:激しい感情、恐怖、ショック、冷え、夜間
(Fhatakのマテリアメディカより)
どうでしょう?とても恐怖が多いレメディーですね。
Acon.を使う時に必ず必要な特徴は落ち着きのなさです。

どんなに恐怖があっても、落ち着いている状態の時には使えません。

Acon.じゃないなと思ったら、Argentum nitricumかも知れません。

Argentum nitricum (アージニット / Arg-n.)

– 神経質、衝動的、性急、しかし臆病で不安
– 怖がり
– 厳しい試練を恐れる
– 悪いことが今にもおこりそうな恐怖
– 人混みへの恐怖
– 決まった場所を通る恐怖
– 高層ビルへの恐怖
– 暗闇への恐怖
– 橋を飛び降りたい衝動
– 窓から飛び降りたい衝動
– 時間の経つのが遅い
– 物事を急いでやりたがる
悪化要因:不安、予期不安、室内で、閉ざされた空間で、人混み
(Fhatakのマテリアメディカより)

Arg-n.は閉所恐怖症、高所恐怖症などがある時にもよさそうですね。

一般的にArsenicum album (Ars.)も不安に使えると言われています。

ただ、このレメディーは結核傾向のある人には深く作用しすぎることがあるため、悪化する人もいるので、あまりおすすめできません。

なので違うレメディーを紹介しますね。

これはかなりマイナーなレメディーですが、これまで何人かの私のクライアントさんでよかったのはScutellaria lateriflora (スクテラリア、Scut.)です。

Scutellaria lateriflora (スクテラリア / Scut.)

– 神経質な恐れが優性な神経性の鎮静剤
– 若干の災難の恐れ
– 急性のパニック
– 不安
– 恐れ
– 動悸
– 不眠
(Boerickeのマテリアメディカ、S.バナジー博士の講義より)

ホメオパシー版抗不安薬と呼ばれることもあります。
不安などを感じた時に、6Cとか3Cとかを1粒、少量の水に溶かして飲んでみて下さい。

Heliosや六員環商会などで入手可能です。

セルフケアをしてみてそれでも難しい場合は、ホメオパシーコンサルをお申し込み下さいね。