大麻草の安全で有効な成分の1つがCBD(CBD-3)

大麻草に含まれる成分の話に入っていきますね。

 

大麻草の成分には
カンナビノイド類
テルペン類
フラボノイド類
フェノール類
など500種類以上の化合物があることが知られています。

 

特に生理活性が強く
これまでたくさん研究されてきているのは
カンナビノイド類に含まれる
THC(テトラヒドロカンナビノール)

CBD(カンナビジオール)
です。

 

あ、とは言ってもカンナビノイド類以外の物質も
とても重要な役割があります。後ほど説明しますが、CBD単体でなく、
THC以外の有用な成分が混ざったオイルは
フルスペクトラムと呼ばれとても効果の高いオイルである
ことが知られています。

 

これに関してはまた後ほど説明しますね。

 

では、そもそもこれらのカンナビノイドに
なぜ生理活性があるか?
(=体に作用するか?)というと、
私たちの体に受容体があるからです。

 

カンナビノイドがピタッとハマる
ポケットみたいなの(=受容体)があって、
そこに入るとスイッチが入って何かがおこる!
(=生理活性がある)と言うイメージですね。

 

 

カンナビノイド受容体は全身に分布しているのですが、
特に脳に多いことから神経伝達に深く関わっています。

 

また、免疫組織、心臓血管系、造血細胞、消化管、、、
などにもみられるためその作用は全身に及ぶのです。

 

そのカンナビノイドが加齢やストレスなどによって
不足することで「カンナビノイド欠乏症」
となり様々な不調が出てきます。

 

そのカンナビノイド欠乏症による疾患に対する
治療に大麻から作られるマリファナ
有効だったというわけです。

 

ちなみに、薬物の中毒性
(依存性、禁断症状、耐性、習慣性、酔いの程度)
を比較した時に中毒性が高い順に並べると、

 

<中毒性高い>
1  ヘロイン
2 アルコール
3  コカイン
4  ニコチン
5  マリファナ
6  カフェイン
<中毒性低い>
となります。(アメリカ国立薬物乱用研究所調べ)

 

実はマリファナはカフェインよりちょっと危なくて、
タバコ(ニコチン)やお酒(アルコール)より安全性が高い!
ということなりますね。

とはいえ、精神症状を引き起こすTHCの入ってるマリファナを
とることをおすすめしている訳ではなく、
大麻のTHC以外の有効な成分を利用しよう!
というのがCBDオイルとなるわけです。