「奇跡」を科学する!~『光』

杏林予防医学アカデミー、山田豊文所長が
「奇跡とも思える現象を科学で説明する」
というセミナーにワクワクしながら参加しました。

ここで奇跡とは光と音による病気などに対する効果を言っています。

以前、『音』に関してはレポしたので、今回は主に『光』に関してお伝えします。

音に関してはこちら → https://happy-mama-child.com/post-1880/

光の科学

一般的に極めて低い確率でしか
おこらないことがおこった時、
人はそれを『奇跡』と呼ぶがそれは単に
人間が無知であるが故に説明できない時にも
奇跡と呼ぶ

人をはじめ、生物の体からはバイオフォトンという極微弱な光が放射されています。

これは1893年に物理学者アレクサンドル・エドモン・ベクレル氏が発見した
光起電力効果(いわゆる光電効果)発見された技術を応用することで
測定できるようになりました。

注釈)ベクレル氏の発見した光電効果は太陽光発電技術の起源になっています!

バイオフォトンは肉眼では見ることのできない光ですが、
体内のほとんどの器官・組織・細胞から発せられています。

なぜこの光が体内で存在するのでしょうか?

それは体内にはバイオフォトンに反応する仕組みがある
(=バイオフォトンに対する受容体がある)からです。

例えば眼の細胞表面には光を感知する受容体があります、これはよく知られていることですね。
しかし、眼だけでなく脳や肝臓、胎盤など様々な組織にもにもこの受容体は存在します。

まず、植物の実験によるとこのバイオフォトンが多く発生される時は、
1. 環境変化(ガス、温度)を加えた時
2. ストレス( 重力、磁場)を加えた時
3. 細胞分裂する時
であることがわかっています。

その後、動物の実験によって、
活性酸素が発生した時に多く発生するということがわかっています。

活性酸素が発生すると、酸化がおこります、その結果バイオフォトンが発生する(光として感知される)
という実験結果は化粧品業界などでよく研究されています。


参照:資生堂HP https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000002799

さて、バイオフォトン受容体がフォトンを受容すると何が起こるのでしょうか?

受容体の種類によってその作用は多岐に渡りますが、一例を紹介します。

1. 褐色脂肪細胞に発現しているバイオフォトン受容体であるオプシン3
フォトンを需要すると熱産生によるエネルギー代謝を促進させるスイッチとして働く。
なかでも特に青色の光は創傷治癒効果を促進させる。

2. ミトコンドリア電子伝達系で働いているバイオフォトン受容体、
シトクロムCオキシダーゼは赤色のフォトンを需要するとATP産生を増加させる。
この機序はアルツハイマーをはじめとした脳機能障害の治療、
腰痛や肩こり、歯科矯正治療
などに用いられている。

こちらは歯科治療として利用されている例です。

参照: https://www.yotsuba-inoue.com/orthodontic/mouthpiece-orthodontic-5.html

このように光を病気の治療などに応用している例はすでに多くあり、効果をあげています。

さて、このバイオフォトン受容体は脳内にたくさん発現しているのですが、
これにはどのような意味があるのでしょうか?

ここからが山田先生の研究のすごいところですよ(笑)

これまで神経伝達はイオンによる電位差変化を用いた電気信号によると言われてきました。
これにさらにフォトンが加わるのではないか?というのが最新の学説で示されてきています。

そうなるととんでもなく伝達スピードが速くなるというのは容易に想像できることですね?

この脳内のニューロン環境を最高に高める方法が、
ニューロン同士の同期をしっかり高めること
コヒーレンスを高めることとなるのです。

そのコヒーレンス状態を高めていく状態を
簡単に作り出すことができる装置を山田先生は開発されました。

私も今使っていますが、すばらしい効果を感じています♪

病気のある方はもちろん、普段のパフォーマンスにも変化が期待できます。

この『光』と『音』の組み合わせは
とんでもない可能性を秘めている
と感じています。

山田先生、素晴らしい講義をありがとうございました。

全国より集まった、医師、歯科医師、セラピスト、音楽関係者、波動の専門家、教育の専門家、経営者、癌患者の方、
などみなさまからもたくさん学ばせていただきました、ありがとうございました!