癌になったら抗がん剤をするか?音楽を聴くか?

前回の投稿の続きで、
杏林予防医学アカデミー アドバンス講座の
内容の一部をシェアします♪

山田式音楽療法

1. 音楽療法とは

音楽療法というと、
癒しとか気分を明るくしてくれるもの、
というイメージがあるかも知れないですね。

それはもちろん正しいのですが、
この山田式音楽療法では
「音楽はこの世で最良の薬となる」
と山田先生は断言されています。

例えば、痛みも音楽によって
減らすことができます。

音楽によって血管径が25%程度拡張することで
痛みを起こす物質ブラジキニンなどを
流すことで痛みを緩和します。

また脳内麻薬であるエンドルフィンや
ドーパミン などが出ることも確認されており、
それで鎮痛効果がでると考えられています。

なぜ、このような作用があるのでしょうか?

音とは振動であり
音の高さは1秒間に何回振動するか
という周波数(Hz)で表されます。

一方、身体は細胞の集合体であり、
つきつめれば原子でできています。

原子では原子核の周りを電子が近づいたり
離れたりしながらぐるぐる周っていて、
そこで振動が起きます。

この振動と音の振動が重なり合った結果、
シンクロしたり、干渉したりということが起きます。

したがって、
体が音の影響を受けるのは当然のことなのです。
(ホメオパシーの原理も同じですね♪)

細胞が振動すれば、
その刺激により細胞自身も活性化します。

活性化すれば酸素や栄養の取り込みがよくなり、
老廃物をスムーズに排出できるようになり、
それにより結果的に体の機能は高まります。

2. タンパク質の音楽

タンパク質は20種類のアミノ酸で
成り立っていますが、
その合成時に起きる波動の振動数を
平均律に置き換えることにより音楽がつくられます。

例えば、
「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン受容体」
のタンパク質を演奏すると
ベートーヴェンの「運命」のメロディーになります。

また
GTP分解酵素活性化タンパク質(GAP)
パッヘルベルの「カノン」
冒頭部分のメロディーになります。

GAPはがん原遺伝子の一つにであり、
詳細は割愛しますが、カノンを聴くことで
癌細胞の増殖を抑えることができると考えられます。

同様にあの有名な
「上を向いて歩こう」
「明日があるさ」
糖尿病によかったりします。

3. アナログ音源でなければならない理由

このような音楽の素晴らしい効果を最大限に利用して、
病気を治すためのツールとするためには

その音源はアナログでなければならない
と山田先生は力説します。

何の加工もされていない天然の音だからこそ
病気を治すパワーがあるのだそうです。

現代のCDやDVDなどデジタル化音源の場合、
元の音源は0と1の2進数に変換されます。

それを聴く時にはまたアナログ音源に戻すのですが、
一度デジタル化したものは
もとのアナログ波形に完全には戻らないのです。

その問題を解決するために
ハイレゾリューションの技術が
開発されているのですが、
それでも原理上、完全には戻ることはないのです。

デジタル化された音は大脳は騙せても
本能レベル、受容器レベル、細胞レベル、
酵素などのタンパク質レベルでは
もとの音楽とは全く違うものとして認識されます。

だから、治療効果を期待する場合、
アナログ音源である必要があるのです。

山田先生の音楽室ではこのアナログ音源での
再生技術の最高を極めた演奏を
聴かせていただきました。

この音楽は耳で聴くというより、
体全体で聴く音楽です。

細胞が振動するので、
聴いていると体が芯から熱くなるのを感じます。

そして、音楽の種類によっては
臓器が共鳴していきます。

先生は何度もおっしゃってました、

「もし、がんになったら副作用の辛い抗がん剤をするのと、
この音楽を聴くのとどちらがいい?」

あなたならどちらを選びますか?

先生のところの音響を再現するのは
普通の環境では無理ですが、
今回先生は誰でも再現できる
もう少しリーズナブルな
オーディオセットを開発されたそうです。

それでもなかなかいいお値段するのですが、
いつか私も自分のコンサルルームに
置きたいと妄想しています♪

アドバンス講座には多くの医師・歯科医師も参加されていて、
すでにこのセットを置いて患者さんにとてもよかったと
感想を述べている先生もいらっしゃいました。

病院にこれが置いてあったらかなり幸せだと思います!

山田先生、素晴らしいお話しと音楽をありがとうございました。